【響HIBIKI 感想】平手友梨奈の圧倒的な表現力に目が離せない!※ネタバレあり

どうも、さどまち(@mck_sd)です。

9月13日に公開された欅坂46のセンター・平手友梨奈の初主演作品「響 HIBIKI」を見てきたのですが、彼女の圧倒的な表現力が凄まじかったので、感想を書いていきたいと思います。

※ちなみに、ネタバレをしていきますのでご注意ください。

「響 HIBIKI」 どんな作品?

原作・出演陣

原作は、2017年にマンガ大賞2017大賞を受賞した柳本光晴先生の「響〜小説家になる方法〜」。

主人公・響を演じるのは映画初出演にして初主演の平手友梨奈。

そして、彼女を支えるように、北川景子、小栗旬、高嶋政伸、柳楽優弥といった豪華な俳優陣たちが勢揃いしています。

中でも、響が所属する文芸部の先輩を演じた、アヤカ・ウィルソンは「パコと魔法の絵本」以来8年ぶりの映画出演らしいのですが、ビジュアルの可愛さはもちろん、なにより泣きの演技が自然で胸を打たれました。

響 HIBIKI あらすじ

出版不況の文学界に現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』(平手友梨奈)。15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。

しかし、響は、普通じゃない。

彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。 世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。

響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。

一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。

平手友梨奈というアイドル


2016年に欅坂46がデビューして以来(2018年9月時点)、全ての曲でセンターを努めている絶対的センターである平手友梨奈。年齢は本作の主人公・響と同じくまだ15歳。

彼女を知らない人でも、そのパフォーマンスを一度見たらその表現力に釘付けになるのではないかと思います。ハロプロ好きの私ですが、彼女はアイドル界でも、芸能という大きな枠でも圧倒的な存在感を放っています。

私の中でアイドルとは、キラキラの笑顔で落ち込んでいる人を元気づける太陽のような存在だと思っていたし、そういう部分にやはり惹かれてしまうのですが、平手はどちらかというと月のような存在。闇の中でこそ、その光を思う存分発揮するようなそんなアイドル。

はたから見ると批判が飛んでくるようなことでも、彼女の中には確固たる信念があり、プライドがあり、そのパフォーマンスは魂が剥き出しで、嘘が一切ありません。

静かで冷たく青い炎が燃えていて、いつ消えてもおかしくないその儚さに人は惹かれてしまうのだと思います。

平手友梨奈と響のシンクロ率

そんな彼女の生き方と、本作の主人公・響の信念の強さは驚くほどにシンクロしています。

響は文章において天才で、なおかつ信念には恐ろしくまっすぐな女の子です。その信念を曲げようとしてくる相手には容赦無く「暴力」という形で反撃をしてしまいます。

はたから見ると「異常」だと思われてしまう彼女の行動ですが、どの場面でも一貫した主張があるんです。

  1. 相手の攻撃から自分の身を守るため
  2. 友達がイジメられているから


この2点だけなのです。作中で面白いなあと思ったのは文芸部員の男子や芥川賞作家の鬼島、新人賞を同時受賞した田中など、彼女に暴行された人は総じて彼女の虜になってしまっているのです。

目の当たりにした圧倒的な彼女の才能と、嘘のない彼女の行動に彼らは心を動かされ、認めるしかなくなってしまう。

これは演じている平手友梨奈とシンクロしている部分であり、原作者や監督含めた人間が「平手なしではこの作品は作れなかった」と言われる所以だと思います。

 

「あたりまえ」や「常識」をぶっ壊す作品


「本人に謝ったのに、なんで世間に謝らないといけないの」

新人賞を同時受賞した田中をパイプ椅子で殴り、怪我を負わせてしまった彼女が週刊誌の記者に追いかけられた時に、「世間に謝りましょう」と言った担当編集の花井(北川景子)に放った一言。

この言葉を受けた時の花井のハッと息を飲む音と、私自身の唾を飲みこむ音がシンクロしてしまって鳥肌がたった。

今作では「そういえばおかしいよね」という常識を、響は子供のように「なんで?」と聞きます。そしてその疑問に対して時には暴力で、時には言葉で、静かにぶっ壊していきます。

その爽快感たるや…

何かにモヤモヤしていたり、自分自身の信念を見失いかけている人にはぜひ見て欲しい作品。見ているうちに「次は何をやらかしてくれるんだろう」と響の行動に目が離せなくなってしまいます。

 

おわりに

映画の終わり方に関しては「エッここで終わるの!?」となってしまうのですが、平手友梨奈を知らなくても、観た後に「半端ないものを見てしまった…」と息をついてしまうと思います。

原作の「響〜小説家になる方法〜」は現在10巻まで出ており、映画では原作のまだまだ序盤をぎゅっと詰めたような感じ。

続きないのかな、観たいな〜〜〜!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!

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さどまち

さどまち

1994年生まれ山口出身、台湾のハーフ
日常や感情を切り取るエッセイスト/写真家
エッセイメディア「MIMIUCHI」を運営。
会社員をやりながら撮影したりエッセイを執筆。

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