どうも、さどまち(@mck_sd)です。
ここ1週間、「忙しい」を言い訳にブログを更新していませんでした。
自分の中で、特に更新頻度を決めているわけではなかったのですが、書かないことに毎日モヤモヤしていたので、ブログはわたしの生活の一部になりつつあるのかもしれません。
今回は、ブログに対しての私のスタンスとなぜ最近更新できなかったのかについて書いていきます。
誰か一人に届けばそれでいい
最近よく思うのですが、普遍的なものをつくろうと思って普遍的なものをつくることは不可能なんだろうなあと。普遍的に成り得ているものほど、実は特定の個人に向けてつくられている。長くよみ続けられている和歌が特定の個人に向けた恋文のように、歴史的な名著が「親愛なる◯◯へ」から始まるように。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) July 1, 2018
ブログを書く時、私はいつも誰か特定の一人のために文章を書くようにしています。している、というか私はそれでしか文章がかけないな、と。
例えば、「実家の犬が死んだ。私には会いにきてくれないらしい」は私の姉のためだけに書いたし、
「心が震えて、涙が出てしまう出会いもある」は早川さん(@dai_nuko )に、
昨日更新した「わたしが髪の毛を結ぶ理由。」は、前に「この髪型が似合うって言われてからずっとこの髪型にしちゃってるんだよね」と話してくれた、こくえり(@ricooo_xx )のことを想いながら書きました。
私の記事一つ一つ、特定の誰かに向けたラブレターを書いているつもりなので、多くの人に届いて欲しいとは全然思っていません。
その相手が「これは自分のことだ」と思ってくれていればいいな〜くらい。その人から反応がもらえれば万々歳という感じ。
だから「最近ブログどうですか?」と聞かれても、今はまだ「どうなんですかね?」としか答えられなかったりします。
人の言葉をなぞりたくない
ここ最近、「あ、それ私も書きたかったんだよね」と他の人がブログに書いたことと、自分が思っていたことが被ってしまって文章を書くタイミングを逃してしまっていました。
これは、ムハさん(@ayumukizu )のことなんだけど、いつも私が思っていたことを先に書いてて、悔しい思いをしています。ちくしょう。
別に気にせず書けばいいんだろうけど、良くも悪くも私は人に影響されやすいので、ムハさんのブログを読んでしまったあとは自分の言葉では書けない気がしています。
そこをなんとか自分の言葉にする必要があるかもしれないけど、人の言葉をなぞるような気がしてなんだか嫌なんですよね。
ムハさんならこの感覚分かるのでは?と思ったり。
今、この瞬間の想いを書き出す
書きたいことを思いついたら、メモに残しておくのですが、しばらく置いておくと完全に鮮度がなくなっているのが分かります。
たとえ、無理やり書き出したとしても、その言葉には自分の魂が入っていないし、特定の誰かにも届きません。
なので、これからは書きたいことがあればその日のうちに文章にしていくし、なければ無理には書かないようにしようと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、さどまちでした🎡

さどまち
日常や感情を切り取るエッセイスト/写真家
エッセイメディア「MIMIUCHI」を運営。
会社員をやりながら撮影したりエッセイを執筆。

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